2021年


2021年12月10日

 

 本研究室の塩崎が鹿児島県立国分高等学校に訪問し、「水生生物の遺伝子解析方法」についてサイエンス部の高校生たちに研究指導を行いました。

 国分高校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けており、多くの生徒が様々な研究テーマに取り組んでいます。ここには詳細を記しませんが、塩崎もある水生生物の遺伝子解析の研究をサポートしていきます。今後の高校生たちの活躍が楽しみです。


2021年12月3日

 

 横浜で開催された第44回日本分子生物学会年会にて、本研究室より3題のポスター発表を行いました。池田は「グリア細胞の変化に由来するNeu1-KOゼブラフィッシュの行動変化」、河辺は「人参養栄湯の社会性改善効果」、ニョンは「シアリル化がE. piscicidaの病原性に与える影響について」の各テーマで発表し、活発な討論を行うことができました。


2021年11月15日

 

 第13回ヘスペリジン研究会研究発表会にて、本研究室の塩崎が「ゲノム編集による不安モデルゼブラフィッシュの作出とヘスペリジン研究への応用」のタイトルで講演を行いました。

 

http://www.ghes.jp/ghes/whatsnew/detail.php

 

 発表後の質疑応答の時間では多くの方々から質問をいただき、有意義な討論を行うことができました。不安モデルゼブラフィッシュの研究については、随時共同研究先を募集しております。興味のある方はご連絡ください。

 


2021年11月4日

 

 鹿児島大学公式Instagramにて、本研究室の社会人大学院生の池田麻美さんが紹介されました。

 

 日中は事務職員、勤務後は大学院博士課程の研究者として真摯に研究に取り組むその姿に、他のの学生たちもかなり刺激を受けています。

 

https://www.instagram.com/p/CV2AW6CvQSj/


2021年10月27日-29日

 

 第40回日本糖質学会年会が鹿児島市の県民交流センターで開催されました。本研究室からは、Linh、池田、Nhung、兵頭の4名がポスター発表を行い、また今年の3月まで研究室に在籍していた本田先生(理研)が博士課程時の研究内容について口頭発表を行いました。

 

 久しぶりのオンサイト学会ということで、いつも以上の活発な討議が行われました。弊研究室の発表に来てくださった皆さんに感謝いたします。

 

 本田先生は、優秀講演賞ファイナリストに選出され、本年会で第2次審査が行われました。最終結果が楽しみです


2021年10月1日

 

 2021年度も後期に入り、研究室には3年生4名が新メンバーとして加わりました。さっそく卒論テーマが決定し、これまでの学生実験とは違う研究の世界を邁進していくこととなります。

共に頑張ろう!


2021年9月22日

 

 鹿児島大学ホームページに「第70回日本応用糖質科学会で学生が優秀ポスター賞を受賞」のタイトルで、先日の応用糖質科学会で本研究室の河辺がポスター賞を受賞した内容が紹介されました。

 

https://www.kagoshima-u.ac.jp/topics-education-students/2021/09/post-1768.html


2021年9月15日

 

本水産学部の久米先生の論文「Distribution, feeding habits, and growth of Chub Mackerel, Scomber japonicus, larvae during a high-stock period in the Northern Satsunan area, Southern Japan」がFrontiers in Marine Science誌に受理されました。本研究室の塩崎が共同研究者となっています。

 

Kume, G., Shigemura, T., Okanishi, M., Hirai, J., Shiozaki, K., Ichinomiya, M., Komorita, T., Habano, A., Makino, F., Kobari, T. Distribution, feeding habits, and growth of Chub Mackerel, Scomber japonicus, larvae during a high-stock period in the Northern Satsunan area, Southern Japan. Front. Mar. Sci. 8, 725227, 2021


2021年9月1日~2日

 

 第70回日本応用糖質学会がオンラインで開催され、本研究室からはD2の池田と河辺がポスター発表を行いました。

 コロナウイルスの影響により急遽オンライン開催となりましたが、オンラインディスカッションが活発に行われ、多くの質問をいただきました。

 また閉会式では、河辺がグリコシルヘスペリジンの機能性に関する発表で、ポスター発表賞を受賞しました。おめでとうございます!

 

 

(写真)グリコシルヘスペリジンチームにて記念撮影。今回の発表は、この3人のチームの研究成果です。


2021年8月13日

 

 南日本新聞「かお」にて、本研究室の池田(連合農学研究科D2)についての記事が掲載されました。鹿児島大学職員と大学院生の二足のわらじを履き、日夜研究に励む日常が紹介されています。


2021年8月5日

 

 本研究室の塩崎が、日本水産学会誌の2021 年 87 巻 4 号 p. 438-439にて、「ゼブラフィッシュ実験ガイド(平田晋三編著、朝倉書店)の書評を寄稿しました。

 発生生理学や神経科学に止まらず、水産学部の分野でもゼブラフィッシュを使った研究例が増えてきました。学生や研究者にお勧めの一冊です。


2021年7月15日

 

 本研究室の卒業生である大石一樹氏の博士論文公開審査会が開催されました。「魚類肝臓におけるスフィンゴ糖脂質の生理的意義」について、脂質代謝と細菌感染の両面から研究成果を発表しました。対面とオンラインのハイブリッド開催で行われ、多くの方から質問をいただきました。


2021年7月5日

 

 鹿児島大学ホームページに「大胆すぎるゼブラフィッシュ⁈」のタイトルで、本研究室が論文発表した研究内容が紹介されました。Neu1-KOゼブラフィッシュの行動変化について、イラストとともに説明されています。

 

https://www.kagoshima-u.ac.jp/topics/2021/07/post-1803.html

 

また鹿児島大水産学部のホームページにも、本論文の内容が紹介されています。ぜひご覧ください。

 

https://www.fish.kagoshima-u.ac.jp/blog/2021/07/02/210702topics/


2021年6月30日

 

 本研究室の池田が論文発表した研究内容が、30日付の南日本新聞の朝刊で紹介されました。糖鎖分解酵素Neu1が、不安時に大胆な行動を抑える働きを持つことをわかりやすく説明していただきました。


2021年6月9日

 

 本研究室の論文「Neu1 deficiency induces abnormal emotional behavior in zebrafish. 」が、Scientific Reports誌に受理されました。大学院博士課程の池田が中心となって行った研究です。

 

  この研究は、リソソーム性シアリダーゼNeu1をゼブラフィッシュで欠損させると、興味探索行動の異常増加、および危険判断力の低下を示すこと、さらにその脳ではリソソームエキソサイトーシスが亢進している事を明らかにしました。脊椎動物の新規情動制御因子として、人間の疾病モデルとしての応用が期待されます。

 

 

Ikeda, A., Komamizu, M., Hayashi, A., Yamasaki, C., Okada, K., Kawabe, M., Komatsu, M., Shiozaki, K. Neu1 deficiency induces abnormal emotional behavior in zebrafish. Sci. Rep. 11, article NO:13477,  2021  


2021年5月10日

 

 本研究室の論文「Host lactosylceramide enhances Edwardsiella tarda infection. 」が、Molecular Microbiology誌に受理されました。大学院博士課程に在籍していた大石が中心となって行った研究です。

 

  この研究は、グラム陰性バクテリアEdewardsiell tardaが宿主細胞に感染する際、マイクロドメインのの糖脂質ラクトシルセラミド(LacCer)を接着分子として利用していることを示した内容となります。

 

Oishi, K., Morise, M., Vo, KL., Tran, TN., Sahashi, D., Ueda-Wakamatsu, R., Nishimura, W., Komatsu, M., Shiozaki, K. Host lactosylceramide enhances Edwardsiella tarda infection. Cell Micobiol. e13365, 2021

  


2021年4月14日

 

 本研究室でクローニングされたメキシカンテトラ(ケーブフィッシュカラシン. Astyanax mexicanus) のneu3、およびneu4遺伝子情報がGenBankデータベースに登録されました(neu3:LC626081.1, neu4: LC626080.1)。4年生の兵頭が中心に行った仕事です。


2021年3月25日

 

 令和2年度鹿児島大学卒業式が開催されました。卒業式では、本研究室の本田が連合農学研究科の修了生を代表し、総代として学長より学位記を授与されました。

 コロナウィルスの影響で卒業式のセレモニーは縮小となりましたが、卒業生たちが研究室にあいさつに来てくれました。社会に飛び出し、世間の荒波と戦っていくラボメンバーのご活躍とご健康を祈念しております。たまには遊びに来てね!


2021年3月10日

 

 本研究室の論文「The involvement of Nile tilapia (Oreochromis niloticus) Neu4 sialidase in neural differentiation during early ontogenesis. 」が、Biochimie誌に受理されました。大学院博士課程学生の本田が中心となって行った研究です。

 

この研究は、スズキ目に特異的に発現する核局在シアリダーゼが、視神経の発達時期に発現が著しく亢進し、その活性増加が神経細胞の分化促進に関与していることを示した内容となります。

 

Honda, A., Hayasaka, O., Mio, K., Fujimura, K., Kotani, T., Komatsu, M., Shiozaki, K. The involvement of Nile tilapia (Oreochromis niloticus) Neu4 sialidase in neural differentiation during early ontogenesis.  Biochimie. 2021, 185, 105-116 Pubmed

 


2021年3月5日

 

 本研究室の論文「Ninjinyoeito improves anxiety behavior in neuropeptide Y deficient zebrafish」が、Neuropeptides誌に受理されました。大学院博士課程学生の河辺が中心となって行った研究です。

 

 この研究は不安惹起モデルである神経ペプチドYノックアウトゼブラフィッシュを用いて、漢方薬人参養栄湯の抗不安作用を明らかにし、さらにその有効生薬と有効成分を同定した内容となります。鹿児島大学医歯薬総合研究科漢方薬理学講座との共同研究となります。

 

Kawabe, M., Hayashi, A., Komatsu, M., Inui, A., Shiozaki, K. Ninjinyoeito improves anxiety behavior in neuropeptide Y deficient zebrafish. Neuropeptides. 2021 article NO:102136

 


2021年2月18日

 

 塩崎研究室4年生の卒論発表会が開催されました。コロナウィルスの影響で、例年とは異なる会開催方式でしたが、今年も質の高い発表と質疑応答をすることが出来ました。全員素晴らしい研究成果を発表してくれました。残すは論文執筆のみです!


2021年1月26日

 

 鹿児島テレビ(KTS)の情報番組「かごニュー」での長島町ボンタンぶりの特集において、本研究室の塩崎がブリの健康機能性についてコメントしました。


2021年1月25日

 

 本研究室D3の本田の博士論文公開審査会が開催されました。これまで長く取り組んできたティラピアシアリダーゼの研究について、その成果を十分に発表できたと思います。

 また質疑応答では先生方からたくさんの質問をいただき、その多くは普段の学会発表以上に高度な質問ばかりでした。白熱したディスカッションが出来たこと、心から感謝いたします。


2021年1月22日

 

 本研究室でクローニングされたEdwardsiella tardanal1nal2およびCSS遺伝子情報がGenBankデータベースに登録されました(nal1:LC602498, nal2:LC602499, CSS:LC602500)。D2のリンとM1のニョンが中心に行った仕事です。


2021年1月9日

 

 日本水産学会九州支部大会が開催されました。本研究室から、D2の池田が「Neu1-KOゼブラフィッシュの情動行動変化」、M1のニョンが「E. piscicidaのシアル酸合成酵素と病原性の関係」について口頭発表を行いました。今年はWebでのオンライン開催となりましたが、多くの質問をいただくことができ、とても充実した発表となりました。ありがとうございました。


2020年


2020年12月5日

 

 高校生や高校教員を対象とした特別講義「合同進学ガイダンス」がオンラインにて行われました。水産学部からは、本研究室の塩崎が「魚の生態・行動研究を人間の健康に応用する」のタイトルで研究紹介を行い、ゲノム編集技術やヒト疾病モデルゼブラフィッシュなどに関する最先端の取り組みについて講義を行いました。話を聞いた高校生の皆さんが、水生生物の魅力を感じてくれたらうれしく思います。


2020年12月2日-4日

 

 オンラインで開催されました「第43回日本分子生物学会」にて、本研究室の本田、池田、河辺、佐橋の4名がポスター発表を行いました。

 初めてのオンライン学会参加ということで、いつもの雰囲気が違うポスター発表に戸惑う部分もありましたが、活発な討論を行うことが出来ました。質問に来てくださった方々に感謝いたします。


2020年11月30日

 

 鹿児島大学/北海道大学/マレーシア大学トレンガヌ校の共催で行われた「国際オンラインシンポジウム」にて、本研究室の塩崎がゲノム編集ゼブラフィッシュの養殖研究への応用」のタイトルで講演を行いました。3大学より160名以上が参加し、活発な討論が行われました。

 

 

国際オンラインシンポジウムWebsite

http://fpsm.umt.edu.my/?p=11316


2020年10月28日

 

 本研究室でクローニングされたメキシカンテトラ(Astyanax mexicanus)のneu1aneu1b遺伝子情報がGenBankデータベースに登録されました(Neu1a:LC590340, Neu1b:LC590341)。

 


2020年10月5日

 

 鹿児島大学水産学部にて、「長崎大学-鹿児島大学・研究科学生研究交流ミニシンポジウム」が開催されました。本研究室からは、本田、Linh、河辺の3名がポスター発表(英語)を行い、長崎大学の大学院生たちと熱く討論を繰り広げました。


2020年9月18日

 

 本研究室の論文「 Identification of novel fish sialidase genes responsible for KDN-cleaving activity.」がGlycoconjugate Journal誌に受理されました。九州大大学院薬学研究科との共同研究です。

 シアル酸の一種であるKDNは多くの脊椎動物の組織に検出され、バクテリア感染耐性などに関与するとされています。このKDNを糖鎖から切り離す酵素の存在は30年前から知られていましたが、その詳細は不明でした。本研究では初めてこのKDN加水分解酵素(KDN-sialidase)の責任遺伝子を脊椎動物から同定しました。

 

Shiozaki, K., Uezono, K., Hirai, G., Honda, A., Minoda, M., Wakata R. Identification of novel fish sialidase genes responsible for KDN-cleaving activity. Glycoconj. J.  37. 745-753, 2020


2020年9月18日

 

 Hey!Labo~研究室が発するブログメディア~に塩崎のインタビュー記事が掲載されました。本研究室の研究内容について解説しています。

 

うつ病のゼブラフィッシュって何?水棲生物から人間の健康への応用を目指す【インタビュー前編】

 

うつ病のゼブラフィッシュって何?水棲生物から人間の健康への応用を目指す【インタビュー後編】

 


2020年9月12日

 

 小谷研究室のKhoaさんの論文「Changes in early digestive tract morphology, enzyme expression and activity of Kawakawa tuna (Euthynnus affinis) 」がAquaculture誌に受理されました。本研究室の塩崎と本田が共同研究者となっています。

 

  Tran, NDK., Hayasaka, O., Matsui, H., Waqalevu, V., Honda, A., Nakajima。K., Yamashita, H., Ishikawa, M., Shiozaki, K., Kotani, T. Changes in early digestive tract morphology, enzyme expression and activity of Kawakawa tuna (Euthynnus affinis). Aquaculture. 530, article No:735935, 2020


2020年9月7日

 

 遺伝子データベースに本研究室で単離したカンパチのneu3aシアリダーゼの遺伝子配列情報が登録されました(Accession No: LC575088 )。


2020年8月17日

 

小谷研究室のKhoaさんの論文「An integrative description of the digestive system morphology and function of Japanese flounder (Paralichthys olivaceus) during early ontogenetic development」がAquaculture誌に受理されました。本研究室の塩崎と本田が共同研究者となっています。

 

Tran, NDK., Waqalevu, V., Honda, A., Shiozaki, K., Kotani, T. An integrative description of the digestive system morphology and function of Japanese flounder (Paralichthys olivaceus) during early ontogenetic development.  Aquaculture. 531, article No: 735855, 2020


2020年7月17日

 

 本研究室の論文「Establishment and characterization of Neu1-knockout zebrafish and its abnormal clinical phenotypes」が、Biochemical Journal誌に受理されました。ゲノム編集によりNeu1遺伝子を欠損したゼブラフィッシュが、骨や筋肉形成の異常を示し、ヒトシアリドーシス病ので動物モデルとして有効であることを報告しました。

 

Okada, K., Takase, R., Hamaoka, Y., Honda, A., Ikeda, A., Hokazono, Y., Maeda, Y., Hayasaka, O., Kotani, T., Komatsu, M., Shiozaki, K. Establishment and characterization of Neu1-knockout zebrafish and its abnormal clinical phenotypes. Biochem. J477. 2841-2857, 2020 Pubmed


2020年7月10日

 

 本研究室の塩崎が、甲南高校の研究基礎講座で1年生を相手に研究紹介を行いました。今回は、「ゼブラフィッシュを用いた創薬研究」というタイトルで、うつモデルゼブラフィッシュの作出とその応用研究について話をさせていただきました。魚類を使って人の病気の研究をするという内容に、1年生たちも驚かれたのではないでしょうか。水産学部の学問領域の幅広さが伝わってくれると嬉しいですね。


2020年4月13日

 

 鹿児島放送(KKB)の夕方のニュースにて、本研究室のNPYノックアウトゼブラフィッシュの研究成果が放送されました。番組では「うつフィッシュ」というネーミングのもと、うつ病薬の開発に必要な動物として紹介されました。

 

KKBのホームページではニュース動画も公開されています(4月14日現在)。


2020年4月4日

 

 本研究室がプレスリリースした研究内容「うつ様の病態を表すゼブラフィッシュの開発」(Scientific Reports誌に発表)が、4月4日付の南日本新聞朝刊に掲載されました。

 

 (南日本新聞のWeb版でも記事が公開されています。)


2020年4月3日

 

 小谷研究室の松井さんの論文「Effects of phosphorous deficiency  of a microalga Nannochloropsis oculata on its fatty acid profiles and intracellular structure and the effectiveness in rotifer nutrition. 」がAlgal Research誌に受理されました。本研究室の塩崎と本田が共同研究者となっています。

 

Matsui, H., Shiozaki, K., Okumura, Y., Ishikawa, M., Waqalevu, V., Hayasaka, V., Honda, A., Kotani, T., Effects of phosphorous deficiency  of a microalga Nannochloropsis oculata on its fatty acid profiles and intracellular structure and the effectiveness in rotifer nutrition. Algal Res. 40. article No:101905, 2020 


2020年4月2日

 

 Scientific Reports誌に発表した研究内容「うつ様の病態を表すゼブラフィッシュの開発」についてのプレスリリースを行いました。

 本件に関する問い合わせは、shiozaki@fish.kagoshima-u.ac.jp(塩崎)もしくは、研究室電話番号099-286-4170までお願いいたします。


2020年3月25日

 

 本日、研究室の4年生と修士2年生の学生達が卒業を迎えました。コロナウイルスの影響により卒業式典は残念ながら中止となりましたが、卒業する学生たちが研究室に集まってきてくれました。

 一緒に研究生活を過ごした仲間たちが去ってしまうのは寂しいですが、今後の活躍に期待したいと思います。たまには遊びに来てください!


2020年3月11日

 

 本研究室の論文「Neuropeptide Y deficiency induces anxiety-like behaviours in zebrafish (Danio rerio)」がScientific Reports誌に受理されました。

 ゼブラフィッシュのNPY遺伝子をゲノム編集で欠損させることにより、ヒトのうつ病に近い状況を作り出すことに成功しました。このゼブラフィッシュを動物モデルに使うことで、うつ病薬や機能性食品の開発に寄与できると考えられます・

 

Shiozaki, K, Kawabe, M., Karasuyama, K., Kurachi, T., Hayashi, A., Ataka, K., Iwai, H., Takeno, H., Hayasaka, O., Kotani, T., Komatsu, M., Inui, A., Neuropeptide Y deficiency induces anxiety-like behaviours in zebrafish (Danio rerio). Sci. Rep. 10. article NO:5913. 2020 


2020年3月7日

 

 Gene誌に本研究室の論文「Novel Nile tilapia Neu1 sialidases: Molecular cloning and biochemical characterization of the sialidases Neu1a and Neu1b」が受理されました。シクリッドに特異的に存在する2つのNeu1シアリダーゼの性状の違いと、Neu1bのextra exonの意義について報告した論文となります。新潟大学理学部との共同研究です。

 

Honda, A., Chigwechikha, PK., Takase, R., Hayasaka, O., Fujimura, K., Kotani, T., Komatsu, M., Shiozaki, K., Novel Nile tilapia Neu1 sialidases: Molecular cloning and biochemical characterization of the sialidases Neu1a and Neu1b. Gene. 742. Article:144538, 2020 


2020年2月17日

 

 食品生命科学分野の卒業論文発表会が開催され、本研究室からは若田、蓑田、濱岡、佐橋、林、竹野の6名が発表を行いました。3年生で研究室に配属になってからの1年半の研究成果をしっかりと報告できたと思います。夜は騎射場で盛大に打ち上げを行いました。


2020年1月28日

 

 修士論文研究発表会が開催され、本研究室M2の岡田と河辺が2年間の研究内容について発表を行いました。ともにゲノム改変ゼブラフィッシュの作出とその表現形に関する研究でしたが、短い間によくまとめ上げたと思います。お疲れさまでした。