2019年


2019年12月26日

 

 年内のラボ最終日ということで、朝から大掃除を行い、夜は騎射場で研究室忘年会を行いました。今年もラボメンのおかげで色々と面白い発見をすることが出来ました。来年はもっとたくさん面白い研究ができると良いですね!


2019年12月7日

 

 鹿児島大学水産学にて行われた令和2年度日本水産学会九州支部大会にて、本研究室の蓑田、濱岡、林の3名が口頭発表を行いました。蓑田はカダヤシ目のNeu4シアリダーゼの細胞内局在とその生理機能について、濱岡は魚類Neu1複合体におけるβガラクトシダーゼの意義について、林は魚類情動行動におけるNeu1シアリダーゼの意義について報告しました。3名とも初めての学会発表でしたが、それを感じさせないほど立派なデビュー戦でした。お疲れさまでした。


2019年12月5日

 

 福岡で開催されました第42回分子生物学会にて、本研究室の河辺がNPYノックアウトゼブラフィッシュの情動行動解析に関する研究成果についてポスター発表を行いました。多くの研究者とのディスカッションにより、研究を進めていく大きなヒントを得ることができました。討論に来てくださった方々、ありがとうございました。


2019年11月21日

 

 東京ビックサイトで行われた「アグリビジネス創出フェア」に鹿児島大学がブースを出展し、その中で本研究室の研究紹介が行われました。

 今回の研究紹介では、主に柑橘類の機能性について紹介し、多くの企業に興味を持ってもらうことが出来ました。新しい共同研究に繋がることを期待しています。


2019年11月3日

 

 本研究室で短期外国人研究者として滞在していたDr. Chigwechokhaが3カ月の研究機関を終えて帰国しました。滞在中には本研究室の複数のプロジェクトにご尽力いただき、本当にありがとうございました。マラウィに帰っても共同研究を通じてお互いに切磋琢磨していこうと思います。


 2019年11月1日

 

 本研究室の大石が筆頭著者の論文「Regulation of triglyceride metabolism in medaka (Oryzias latipes) hepatocytes by Neu3a sialidase.」がFish Physiology and Biochemistry誌に受理されました。

 この論文では、魚類の絶食時に肝臓でNeu3シアリダーゼの発現が増加すること、またその生理的意義としてNeu3によるLacCerの増加がリパーゼの活性化を促していることを報告しています。

 

Oishi, K., Miyazaki, M., Takase, R., Chigwechokha, KP., Komatsu, M., Shiozaki, K., Regulation of triglyceride metabolism in medaka (Oryzias latipes) hepatocytes by Neu3a sialidase. Fish Physiol. Biochem. 46, 563-574, 2020 Pubmed


2019年10月23日

 

 10月より研究室に加わった3年生・社会人博士課程学生・交換留学生の歓迎会を騎射場にて行いました。既に実験を本格的に始めていることもあり、和気あいあいと楽しい時間を過ごすことが出来ました。これからの活躍に期待しています!


2019年10月15日

 

 本研究室に外国人短期研究者として滞在しているChigwechokha准教授の講演会が開催されました。講演のタイトルは「The Fisheries Industry; experiences from a landlocked country (Malawi)」とし、内陸国マラウィの水産業にて興味深い現状を報告されました。講演会には多くの学生さんが参加し、講演後は多くの質問を頂きました。


2019年10月14日

 

 本研究室のVoさんと卒業生の都築がdouble first authorの論文「Desialylation by Edwardsiella tarda is the initial step in the regulation of its invasiveness」がBiochemical Journal誌に受理されました。

 E .tardaの感染にNanAシアリダーゼが関与することは以前よりわかっていましたが、各株の病原性がその活性と相関がある事、さらにNanAにより生成したシアル酸がE. tardaの増殖やLPSのシアリル化に関与することを明らかにした論文です。

 

Vo, KL., Tsuzuki, T., Kamada-Futagami, Y., Chigwechokha KP., Honda, A., Oishi, K., Komatsu, M., Shiozaki, K., Desialylation by Edwardsiella tarda is the initial step in the regulation of its invasiveness. Biochem. J. 476, 3183-3196, 2019. 


2019年10月1日

 

 本日より研究室の新メンバーとして、社会人博士課程学生として池田さん、学部3年生として外園、今川、駒水、小野の4名が新しく加入しました。塩崎研のメンバーも総勢20人近くとなり、これまでで最大となりました。優秀な学生さん達が加わり、今後の発展がますます期待できそうです。よろしくお願いします!


2019年9月26日

 

 本研究室にて6週間の研究活動を行っていたLuqmanさんが国際連携プログラム(ILP)のサマーセッションを無事終了し、帰国することになりました。

 本研究室では日本の低価格魚における新規健康機能性について研究を行い、その成果について最終研究報告会にて発表しました。今後の展開が楽しみです。


2019年9月25日

 

 上海海洋大学からの交換留学生としてXu Yueさんが研究室のメンバーとして加わりました。研究室としては、初の中国人留学生となります。今後の活躍に期待します。


2019年9月19日

 

 国際連携プログラムにて来日中のLuqmanさんとの食事会が開催されました。Luqmanさんがイスラム教徒ということで、ハラル料理が食べられるカレー屋さんが本日の会場です。食事会には他研究室の留学生の学生さんもお招きし、楽しいランチタイムとなりました。


2019年9月18日-20日

 

 横浜で行われた第92回日本生化学会に本研究室の大石がポスター発表を行いました。発表の内容は、Edwardsiella tarda感染における宿主細胞の糖鎖プロファイルの再構成であり、これまでにない新しい概念の感染促進メカニズムを発表しました。


2019年9月9日

 

 魚病研の卒業生である松本萌さん(現在:東京海洋大学)の論文「Elucidation of the Interleukin 12 production mechanism during intracellular bacterial infection in amberjack, Seriola dumerili」がInfection and Immunity誌に受理されました。本研究室の塩崎が共同研究者になっています。

 

Matsumoto, M., Kubota, T., Fujita, S., Shiozaki, K., Kishida, S., Yamamoto., A., Elucidation of the Interleukin 12 production mechanism during intracellular bacterial infection in amberjack, Seriola dumerili. Infect. Immun. 87, e00459-19, 2019 

 


2019年8月23日

 

 鹿児島大学水産学部にて、日本水産学会九州支部若手の会が開催されました。ポスタープレゼンテーションでは、本研究室の河辺(M2)とLinh(D1)が英語でポスター発表を行いましました。今回の若手の会は鹿児島大学で行われている国際連携プログラム(ILP)とのコラボレーションという事で、多くの大学人学生がポスターセッションに参加してくださり、国際学会さながらの白熱した英語での討論が行われました。


2019年8月19日-21日

 

 名古屋大学にて開催されました第38回日本糖質学会に本研究室の本田(D2)、Linh(D1)、岡田(M2)が発表を行いました。本田は核局在型魚類シアリダーゼNeu4についての口頭発表、LinhはEdwardsiella tardaの感染時におけるシアル酸の利用について、岡田はNeu1ノックアウトゼブラフィッシュの表現型についてポスターにて発表し、多くの研究者の方々と有意義なディスカッションをすることができました。


2019年8月17日

 

 今年度の熱帯水産学国際連携プログラム(ILP)が始まりました。今年も東南アジア5ヶ国から大学院生たちが来日し、5週間の講義や研究活動を行います。

 塩崎研究室にはマレーシアトレンガヌ大学よりLuqmanさんが短期滞在し、短い期間ですが食品の健康機能性について研究を行います。どのような結果が出るのかが楽しみです。


2019年8月8日

 

 マラウィ科学技術大学(Malawi University of Science and Technology)のChigwechokha准教授が、短期外国人研究者として3カ月間塩崎研に滞在し、共同研究を行います。Chigwechokha准教授は鹿児島大学連合農学研究科の卒業生です。塩崎研にて学位を取得しており、来日は3年半ぶりとなります。短い時間ですが、充実した研究成果が得られるように共に頑張っていきましょう。


2019年8月3日

 

 鹿児島大学水産学部のオープンキャンパスが開催されました。本研究室からはゼブラフィッシュを用いたヒト疾病モデルの開発とその応用、柑橘類の健康機能性に関する研究を高校生に紹介しました。

 水産学部で人間の健康に関する研究ができることは高校生の間でまだ認知度が低いようです。しっかりアピールをして、食品生命科学の魅力を伝えていきたいと思います。


2019年8月1日

 

 研究室の暑気払いをレンブラントホテルのビアガーデンで行いました。中間報告会も終わって本格的な夏の到来ということで、飲んで食べて楽しく過ごして暑さを吹き飛ばして?きました。


2019年7月30日

 

 今年度1回目の研究室中間報告会を行いました。4年生にとっては初めての報告会になります。2日に渡って各自のデータについてディスカッションを行いましたが、順調に研究が進んでいるようで何よりです。学会発表、論文投稿を控えている学生も多いため、このような場でのラボメンバーからの意見は非常に重要となります。


2019年7月26日

 

 水圏分野の久米研究室と合同でBBQを開催しました。また他研究室からも多くの先生が参加しました。あいにく夕立に降られてしまいましたが、分野の壁を越えて様々な話をすることができ、非常に有意義な時間となりました。このような場から新しい共同研究などが生まれると良いですね。


2019年7月5日

 

 小谷研究室のTran Nguyen Duy KhoaさんがAquaculture誌に原著論文「Early ontogenetic development, digestive enzymatic activity and gene expression in redseabream (Pagrus major)」を発表しました。本研究室の塩崎と本田が共著者として加わっています。


2019年6月6日

 

 ティラピア人工授精の技術を教えていただくため、新潟大学理学部の藤村衡至先生の研究室を訪れました。ミニセミナーでは塩崎が研究室の研究内容、大学院生の本田(D2)と小谷研の早坂(D2)は現在行っているプロジェクトについての説明を行いました。ティラピアの飼育方法や維持方法について藤村先生から丁寧に指導いただき、夜は研究室の学生さんと一緒に地酒を頂きました。本当にありがとうございました。早く研究成果でお返ししたいものです。

 

(写真)藤村研究室の学生さんとの懇親会

 


2019年5月28日

 

 マラウィ科学技術大学(Malawi University of Science and Technology)から副学長をはじめ、運営スタッフの先生方が塩崎研を訪問しました。マラウィ科学技術大学には本研究室で学位を取得したChigwechokha氏が准教授として所属していることもあり、今後の研究協力体制についてディスカッションを行いました。


2019年5月18日

 

 Genbankの遺伝子データベースに、本研究室が二ホンウナギから単離したNeu3遺伝子の配列情報の登録を行いました(Genbank accession No: LC482260)。

 資源量が著しく低下している二ホンウナギですが、今回単離されたNeu3は成熟や発生、脂質代謝に関連することが予想されています。今後はこの遺伝子情報を元に、二ホンウナギの謎に包まれた生態の解明を目指します。

 

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/nuccore/LC482260


2019年5月18日

 

 小谷研究室のViliame WaqalevuさんがAquaculture誌に原著論文「Effect of oil enrichment on Brachionus plicatilis rotifer and first feeding red sea bream (Pagrus major) and Japanese flounder (Paralichthys olivaceus)」を発表しました。本研究室の塩崎と本田が共著者として加わっています。

 

Waqalevu, V., Honda, A., Dossou, S., Tran, NDK., Matsui, H.,Mzengereza, K., Hanlin, L., Ishikawa, M., Shiozaki, K., Kotani, T., Effect of oil enrichment on Brachionus plicatilis rotifer and first feeding red seabream (Pagrus major) and Japanese flounder (Paralichthys olivaceus). Aquaculture.,  510, 73-83, 2019 Journal website


2019年5月10日

 

 少し遅くなりましたが、新年度の景気づけに小谷研究室と合同でバーベキューを行いました。分野も異なるため、これまで本研究室の学生たちは小谷研の学生と交流する機会がありませんでしたが、BBQの火を前に研究内容や進捗状況について色々と語り合っていました。これを機会に良い共同研究につなげていければと思います。


2019年4月20日

 

 鹿児島中央高校で開催された「開眼ゼミ」に本研究室から河辺と竹野の2名が参加しました。このイベントは高校1年生に大学の研究の面白さを紹介する目的で、最新の研究内容についてポスターやスライドを使って説明を行います。塩崎研はゼブラフィッシュのヒト疾病モデルについての発表を行い、合計で100名以上の高校生に説明を聞いてもらうことができました。水産学部でこのような研究が行われていることが高校生の進路選択に少しでも役に立てれば嬉しく思います。


2019年4月4日

 

 平成31年度になり、塩崎研究室も節目の10年目を迎えました。今年度は教員1名+学生13名+魚たちというラボメンバーで出航です。

 

 今年は桜が遅いこともあり、急に思い立って甲突川にて研究室メンバーで花見を行いました。まだ3分咲きといったところでしたが、平日の昼に研究室を抜けだして外でご飯を食べるのも楽しいものです。ちなみに2次会はバドミントン。よく遊んだ1日でした。


2019年3月25日

 

 鹿児島大学の卒業式が行われ、塩崎研からは3名の4年生が社会に飛び立っていきます。1年半、ラボで苦楽を共にした仲間がいなくなるのは寂しいですが、今度は立派に成長してラボに顔を見せてください。体だけには気を付けて!


2019年2月21日

 

 鹿児島大学水産学部水産食品科学分野(現:食品生命科学分野)の卒業論文発表会が開催されました。本研究室からは、前田、守瀬、烏山の3名が口頭にて研究発表を行い、1年半の成果について立派なプレゼンテーションを行いました。

 夜は騎射場にて卒論発表会の打ち上げを研究室で行いました。発表会も終わり、卒業ももうすぐです。


2019年1月17日

 

 遺伝子データベースに本研究室で単離したゼブラフィッシュのβ-ガラクトシダーゼの遺伝子配列が登録されました(Accession No:  LC456853)。3年生の濱岡が中心となった行った研究です。この発見により、魚類Neu1研究のさらなる発展が期待されます。


2019年1月11日

 

小谷研の早坂央希さんの論文「Green light irradiation during sex differentiation induces female-to-male sex reversal in the medaka Oryzias latipes」がScientific Reports誌に受理されました。本研究室の塩崎が共同研究者となっています。

 

 

 

 

 

 

Hayasaka, O., Takeuchi, Y., Shiozaki, K., Anraku, K., Kotani, T.  Green light irradiation during sex differentiation induces female-to-male sex reversal in the medaka Oryzias latipesSci. Rep9, article No.2383 (2019)


2018年


2019年12月26日

 

 荒田八幡にて平成最後の塩崎研究室忘年会が行われました。研究室の大掃除も終わり、これで心残りなく2018年を終えることができます。2019年も良い年になりますように。


2018年12月8日 

 

 日本水産学会九州支部会大会が鹿児島大学水産学部で開催されました。本研究室からは河辺と烏山が遺伝子改変ゼブラフィッシュの情動行動に与える影響について口頭発表を行い、また共同研究者からは2題の発表が行われました。

 大会後の表彰式では、河辺が九州支部会長賞、烏山が学生優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます!

 

水産学部ホームページ:受賞記事

http://www.fish.kagoshima-u.ac.jp/blog/2019/01/08/181208topics/


2018年12月4日

 

 遺伝子データベースに本研究室で単離したプラティのneu4シアリダーゼの遺伝子配列が登録されました(Accession No: LC435627)。3年生の蓑田が中心となった行った研究です。カダヤシ目での初めてのNeu4の報告になります。

 

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/nuccore/1528010372


2018年11月28日

 

 横浜で開催されました第41回日本分子生物学会年会に本研究室の大石が参加し、ポスター発表を行いました。ガングリオシドが魚類の脂質代謝における重要なエフェクターであるという研究内容です。多くの方から質問やご意見を頂くことができ、有意義な発表となりました。


2018年11月20日

 

 今週の研究室ゼミは、水産資源科学分野の田角聡志先生をお招きして、「寄生虫の糖鎖を介した感染メカニズム」について最新の研究内容についてご紹介いただきました。本研究室の研究内容とも通じるところもあり非常に勉強になりました。ゼミ終了後は騎射場にて勉強会を行い、ゼミとは違った雰囲気でディスカッションをすることができました。


2018年10月1日

 

 10月になり塩崎研に6名の3年生が分属となりました。これで教員1名+学生15名の大所帯となり、より一層にぎやかな研究室になりそうです。3年生の今後の活躍を期待しています。


2018年9月25日・26日

 

 6週間に渡り行われた今年度の熱帯水産学国際連携プログラム(ILP)のサマーセッションもいよいよ最終週となり、25日に研究成果報告会では本研究室に所属したKhoaさんが魚類シアリダーゼのクローニングについて報告しました。また25日は研究室でのKhoaさん送別会、26日はILP学生達との送別会を行いました。皆さんが帰国してしまうのは寂しいですが、国は違っても若い研究者たちが交流していくことを願っています。

 

(写真はKhoaさん送別会後の研究室メンバーとの集合写真)


2018年9月18日

 

 海外向け衛星放送「NHK world」の番組、Medical Frontiersが放送され、大分県特産物のカボスに含まれるナリンジンの健康機能性について本研究室の塩崎が解説を行いました。また番組では本研究室の様子が出てきます。

 

 

NHK world:Medical Frontiers

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/vod/medicalfrontiers/

 

(Webにて1年間視聴可能です)


2018年9月10日

 

 熱帯水産学国際連携プログラム(ILP)の学生さんとILP運営会議の先生方をお招きし、水産学部生協にてパーティを開催しました。日本人学生と教員も多数参加し、また日本を含む各国のアジア料理が並ぶ大盛り上がりの会になりました。

 


2018年8月28日-30日

 

 仙台市国際センターで開催されました日本糖質学会年会に、本研究室の塩崎、本田、岡田の3名が参加しました。本田は「魚類進化における核局在型シアリダーゼの変遷」についてポスター発表、岡田は「Neu1ノックアウトゼブラフィッシュの表現型解析」について口頭発表を行いました。学会会場では、他機関の研究者と有意義な討論を行うことができました。

 また東北大学農学部水産資源科学研究室へも訪問し、教員の方々とディスカッションも行いました。


2018年8月18日

 

 日本を含むアジア6か国から構成される、熱帯水産学大学院連携プログラム(ILP)のサマーセッションが今年も鹿児島大学水産学部で始まりました。今年で4年目になる本プログラムです。

 本研究室にはベトナムのニャチャン大学よりPham Bao Khoaさんが6週間在籍し、日本人学生と一緒に研究を行っていく予定です。


2018年8月8日

 

 DNAデータベースにspotted garのNeu3シアリダーゼの塩基配列情報を登録しました(Accession No:LC416034.1)。これまでもgarNeu3の塩基配列は予想されていましたが、クローニングの結果よりエクソンの長さが予想より長いことが判明しました。

 

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/nuccore/LC416034.1


2018年8月4日

 

 鹿児島大学水産学部にてオープンキャンパスが開催されました。本研究室はメダカやゼブラフィッシュなどの小型魚類の研究と応用について、またフラボノイドなどの食品由来機能性物質などの説明を高校生に行いました。一人でも大生の高校生が水産学の魅力に気が付いてくれたら良いと願っています。


2018年8月1日

 

 Trends in Glycoscience and Glycotechnology誌に「Functional Characterization of Fish Sialidases and Their Diversity among Different Orders」(英文総説)、「魚類シアリダーゼの生理機能とその魚種間における多様性」(和文論文)が受理されました。執筆者は、塩崎と博士課程学生の大石と本田です。魚類シアリダーゼに関する初めての総説となります。

 

塩崎一弘, 大石一樹, 本田晃伸:魚類シアリダーゼの生理機能とその魚種間における多様性. Trend. Glycosci. Glycotech31, J7-J14, 2019

 

Shiozaki, K., Oishi, K., Honda,K. Functional characterization of fish sialidases and their diversity among different orders. Trend. Glycosci. Glycotech31, E7-E13, 2019

 


2018年7月27日

 

 ベストウエスタンレンブラント鹿児島ホテルのビアガーデンにて、研究室暑気払いを行いました。暑気払いには、共同研究先の大学院生や研究室のOGも参加してくださり、大盛り上がりの3時間となりました。


2018年7月18日

 

小谷研のWagalevuさんの論文「Proteolytic digestive enzyme response in Japanese flounder larve Paralichthys olivaceus red two types of rotifers Brachionus plicatilis species complex」が Fisheries Science誌に受理されました。本研究室の塩崎と本田が共同研究者になっています。
 
Waqalevu, VP., Honda, A., Matsui, H., Shiozaki, K., Kotani, T. Proteolytic digestive enzyme response in Japanese flounder larve Paralichthys olivaceus red two types of rotifers Brachionus plicatilis species complex.  Fish Sci., 84, 1037-1049, 2018


2018年6月30日

 

 九州大学医学部で行われました日本生化学会九州支部大会にて、本研究室の本田と岡田がポスターにて研究発表を行いました。本田は新規の核シアリダーゼの局在機構について、岡田はゲノム編集によるヒト疾病モデル動物の作製について発表し、多くの研究者の方々と有意義な討論をすることができました。


2018年6月27日

 

 鹿児島市主催の産学マッチングイベント、かごしまTechミーティングが開催され、本研究室の塩崎が「鹿児島県の農水産物を利用した健康機能性研究」について講演を行いました。このイベントでは、鹿児島県内の企業の方々にお集まりいただき、研究内容について多くの質問を頂きました。我々の技術が地元企業のお役に立てるよう、今後も頑張っていきます。


2018年5月24日

 

 今週の研究室ゼミは、水圏科学分野の久米先生に「希少魚類の生態と保全について」というタイトルでご講演いただきました。リュウキュウアユの保全を目的とした研究成果を中心に、様々なトピックについてご紹介いただき、研究室のメンバーも楽しく勉強させていただきました。ありがとうございました。


2018年5月14日

 

魚病研の松本萌さんの論文「Amberjack Seriola dumerili interleukin-10 negatively suppresses host cell-mediated immunity」が Fisheries Science誌に受理されました。本研究室の塩崎が共同研究者になっています。

 

Matsumoto, M., Amer, MT., Araki, K., Nishitani, A., Hayashi, K., Takeuchi, Y., Shiozaki, K., Yamamoto, A., Amberjack Seriola dumerili interleukin-10 negatively suppresses host cell-mediated immunity. Fish. Sci., 84, 587-567, 2018


2018年4月21日

 

 鹿児島中央高校で開催されました「開眼ゼミ」に本研究室から大石、岡田、河辺、烏山の4名が参加しました。このイベントは高校1年生に対して研究紹介を行い、学問の魅力を知ってもらうという趣旨で行われました。まず烏山が1年生全員の前でプレゼンテーションを行い、その後はポスターを用いて「遺伝子組換え技術の応用」「機能性食品」などの本研究室の成果について説明しました。高校生の皆さんに、少しでも水産学部の魅力が伝えることができたのなら嬉しく思います。


2018年4月13日

 

魚病研の松本萌さんの論文「Adjuvant effect in aquaculture fish of cell-wall glycolipids isolated from acid-fast bacteria」が Developmental and Comparative Immunology誌に受理されました。本研究室の塩崎が共同研究者になっています。

 

Matsumoto, M., Araki, K., Nishimura, S., Kuriyama, H., Nakanishi, T., Shiozaki, K., Takeuchi, Y., Yamamoto, A.

Adjuvant effect in aquaculture fish of cell-wall glycolipids isolated from acid-fast bacteria. Dev. Comp. Immunol., 85, 142-149, 2018

 


2018年4月4日

 

 本研究室の本田君の論文「Unique nuclear localization of Nile tilapia (Oreochromis niloticus)Neu4 sialidase is regulated by nucler receptor importin alpha/beta」がBiochimie誌に受理されました。

 これは核に局在して糖鎖を分解するシアリダーゼについて初めての報告になります。

 

Honda, A., Chigwechokha, P., Kamada-Futagami, Y., Komatsu, M., Shiozaki, K., Unique nuclear localization of Nile tilapia (Oreochromis niloticus) Neu4 sialidase is regulated by nuclear transport receptor importin alpha/beta. Biochimie., 142, 94-104, 2018 Pubmed

 


2018年3月23日

 

 鹿児島大学卒業式が行われました。本研究室からは3名の学部学生、2名の大学院修士課程の学生が無事に卒業を迎え、社会に飛び立っていくことになりました。社会での活躍を祈念する一方、彼らが誇れるような研究室になれるよう、残ったメンバーも頑張っていきます。


2018年3月17日

 

 与論島漁協にて「鹿児島大学COCセンター水産業部会成果報告会」が行われ、水産学部からは4名の教員が参加し研究発表を行いました。本研究室からは塩崎が出席し、鹿児島県農水産物の次世代機能性食品の開発戦略について話をし、多くの質問とご意見を与論島の方々から頂きました。夜は島有泉で与論献奉を皆で楽しみながら、今後のプロジェクト進行について議論を交わしました。


2018年2月28日

 

 DNAデータベースにzebrafishのNeu1シアリダーゼ(neu1)およびカテプシンA遺伝子(ctsa)の塩基配列情報を登録しました(Accession No:LC373154.1およびLC373155.1)。本研究室の高瀬が中心となって解析した結果です。


2018年2月20日

 

食品資源利用学分野の卒業論文発表会が開催されました。本研究室からは倉地、都築、西村の3名が1年半の研究内容について10分間の口頭発表および3分の質疑応答を行い、これまでの成果を立派に発表されました。夜は騎射場にて盛大な打ち上げでした。


2018年1月31日

 
食品生命科学分野の修士論文発表会が開催されました。本研究室からは高瀬と本田が2年間の研究成果について発表し、質疑応答では活発な討論をする事が出来ました。夜は天文館にて打ち上げが盛大に行われました。本当にお疲れさまでした。