水棲生物研究を人間の健康へ応用する

キーワード:核酸・タンパク質・糖鎖・遺伝子工学・機能性食品・創薬・ゼブラフィッシュ


 

うつ病のゼブラフィッシュって何?水棲生物から人間の健康への応用を目指す|

鹿児島大学 塩崎一弘准教授 インタビュー記事はこちら 

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最近の研究成果

(2022.7.7)Glycoconjugate Journal誌に

本研究室の論文が掲載されました

以下のリンクより無料で読めます

https://rdcu.be/cSn44

 


kadai_shiozaki_lab 研究室公式Instagramにて塩崎研究室を紹介中!


塩崎研究室の主な研究内容

ヒト疾病モデルゼブラフィッシュの作成と創薬研究

ヒト細胞の遺伝子やタンパク質の異常が、人間の癌や精神疾患、神経病などの原因となることが知られています。私達はゲノム編集によりヒト疾病関連遺伝子を改変したゼブラフィッシュを用いたヒト疾病モデルを作製しています。現在、シアリドーシス病(シアリダーゼ1欠損)うつ病(神経ペプチドY欠損)ゼブラフィッシュを樹立し、創薬研究に取り組んでいます。

 

水棲生物における糖鎖構造変化の機能解析

糖タンパク質や糖脂質の末端に存在するシアル酸は、コア分子の寿命や機能を制御することを知られています。このシアル酸量を質・量的に制御するのがシアリダーゼですが、魚類では脂質の代謝や神経細胞の機能制御感染防御システムに関与していることが分かってきました。本研究室では、分子生物学的手法を用いて糖鎖機能を明らかにし、産業界への応用を目指しています。

 


人畜感染バクテリアの糖鎖を介した感染機構の解明と感染予防法の開発

ヒトや魚類に感染するバクテリアやウイルスには、宿主細胞の表面にある糖鎖分子を利用しているものが数多くあります。私たちはこの糖鎖分子を介した感染機構を解明し、予防・治療法の確立を目指しています。最近は、養殖業に大きな損害を与えるバクテリアEdwardsiella tardaにおける糖鎖変化の役割について研究し、その感染メカニズムの解明に取り組んでいます。

 

鹿児島県農水産物からの生活習慣病の予防治療薬、機能性食品の開発

鹿児島県は農水産業が盛んですが、まだ多くの未利用・低利用の生物資源があります。本研究室では、その新規利用法の開発を目的とした健康機能性研究を行っており、高血圧、発がん、うつ病を予防・治療する物質の研究を行っています。水産物に限定せず、柑橘類などの機能性研究も行っています。

 



<塩崎研究室ゼミ>

 塩崎研究室では、週に一度ゼミを行っています。ゼミの内容は担当者による論文紹介(抄読会)や研究室外の先生による講演になります。1~3年生、他研究室の学生のアポなし飛び入り参加をお待ちしております。研究室見学を兼ねてお越しください。

 

 詳しい日程は塩崎のTwitterアカウント(https://twitter.com/KAZ_shiozaki)に流しています。

 

 


当研究室では、所属する分野・学年を問わず、学生さんの研究室見学を随時受け付けています。また他大学からの大学院(修士課程・博士課程)入学や研究室見学を大歓迎します。希望される場合は、塩崎までご連絡ください。

 

平成31年度より「鹿児島大学水産学研究科」(修士課程)は改組により「農林水産学研究科」に変更になりました。それに従い、本研究室は農林水産学研究科 食品創成科学専攻 先端生命科学コースの所属となります。学部での所属には変更がありません。