2017年



2017年12月21日

 

 研究室ゼミに鹿児島大学共同獣医学部の叶内宏明先生をお招きし、鹿児島県の食材が有する食品機能性についてご講演頂きました。講演後に行われた研究室の忘年会には叶内先生をご招待し、うちの学生たちは研究内容などについて楽しく話をすることができました。忘年会には研究室の卒業生や旧技術職員さんもお越し下さり、大変盛り上がった騎射場の夜となりました。


2017年12月8日

 

 神戸市で行われた生命化学系学会合同年次大会(Conbio2017)に本研究室の大石(D1)が参加し、ポスター発表を行いました。魚類の脂質代謝に複合糖質が及ぼす影響について発表しましたが、各分野の方々と多くのディスカッションを行うことができました。この討論が今後の研究の発展につながることを期待しています。


2017年12月2日

 

 長崎大学水産学部で行われた平成29年度日本水産学会九州支部大会にて、本研究室の高瀬(M2)と都築(B4)が口頭発表を行いました。高瀬はシアリダーゼノックアウトモデル動物の構築について、都築は魚病バクテリアの糖鎖を介した感染機構の解明についての内容でしたが、他大学や研究所の方々と活発な討論を行うことができました。

 また今回の発表において、高瀬と小谷研の早坂くんが優秀学生発表賞を授与されました。おめでとうございます!

 

 


2017年11月24日

 

 学会発表を控えた学生の壮行会を兼ねて研究室BBQを行いました。研究室としては1年ぶりの開催になります。他研究室の学生さんも参加して、大盛り上がりの3時間でした。これで学会発表もばっちりですね。


2017年11月10日

 

 鹿児島市で行われました第4回  鹿児島の黒膳 機能性食と健康シンポジウムにて、本研究室の塩崎が発表を行いました。ゼブラフィッシュを用いたヒト病態モデルを作製し、新しい機能性食品開発の可能性について報告しました。会場では、多くの方に興味を持っていただけたことから共同研究も広がりそうで、今後の展開が楽しみです。


2017年11月6日

 

 実験試料採取のため、ラボメンバー総出で指宿にてサンプリングを行いました。うちの研究室は分子生物学的手法が主なためサンプリングは決して多くありませんが、イベントのような雰囲気で釣竿を立てるのは良い息抜きになったようです。あとは解析、解析あるのみです。


2017年10月20日

 

 10月より研究室に加わった3年生とLinhさんの歓迎会を行いました。騎射場での飲み会の後は場所を移動してフットサルなどで汗を流しました。

 研究活動だけではなく、このようなイベントも通じてチームワークがさらに高まると良いですね。たくさん実験してたくさん遊びましょう!


2017年10月2日

 

 10月より塩崎研には4名の3年生(烏山、前田、守瀬、山田)が新メンバーとして加入しました。さっそく卒業論文の研究テーマが与えられ、研究活動に取り掛かりました。今年も有望な新人たちが加わったことで、さらなるラボの活性化が期待されます。


2017年9月29日

 

 10月より本研究室にて研究生として在籍するVo Khan Linhさんがベトナムより来日されました。Linhさんは昨年のILP-SSで来日した際に、6週間塩崎研で研究を行っており、ラボメンバーとは1年ぶりの再会を果たしました。今後は日本人学生と同じく実験と研究に明け暮れる日々を過ごすことになります。ようこそ!


2017年9月26日

 

 大学院国際連携プログラム(ILP)の研究報告会と閉講式が行われました。午前中の報告会では、Khoaさんがゼブラフィッシュのカテプシンに関する研究成果を、Eraさんは魚病バクテリアの糖鎖を利用した増殖機構について発表しました。夜は研究室のメンバーで報告会の打ち上げを兼ねたさよならパーティを騎射場にて行いました。6週間のサマーセッションも終わり、大学院生たちはまた各国へ戻っていきます。寂しくなります。

 

(写真は閉講式にて行った記念撮影)


2017年9月22日~24日

 

 東京海洋大で行われた国際シンポジウム The JSFS 85th Anniversary-Commemorative International Symposium“Fisheries Science for Future Generations”, に本研究室の大石(D1)と本田(M2)が参加し、研究報告を行ってきました。英語での発表という事で準備に苦労した二人でしたが、本番では外国人を含む多くの研究者と実りある討論を行うことができた模様です。

 

(写真は大石と魚病研の松本さん)


2017年8月25日

 

 国際連携プログラムで本研究室に6週間滞在するIRANDHA C. M. SIAHAANさん、TRAN VAN KHOAの歓迎会を騎射場にて行いました。

 2人にとって日本の居酒屋や日本料理、日本人学生のお酒の楽しみ方は非常に新鮮だったようで国籍を超えた大盛り上がりの3時間でした。これから6週間、よろしくお願いします。


2017年8月19日

 

 台風で延期になっておりました鹿児島大学水産学部のオープンキャンパスが行われました。食品生命科学分野は実際に研究が行われているラボを高校生に公開しました。オープンキャンパスでは、分野の教員や学生たちが分析機器や培養細胞、最新の研究内容を説明したポスターなどを使い、高校生や保護者の方々に本分野の魅力について説明しました。今年は日程変更のためにオープンキャンパスの参加者の減少が心配されましたが、食品生命科学分野には例年以上の数の見学者が来てくださり、とても盛況な2時間でした。

 

(写真は高校生に研究内容を説明する本研究室の都築)


2017年8月19日

 

 本日より大学院国際連携プログラム(ILP)のサマーセッションが開始となり、プログラム参加の6か国の大学院生が水産学研究科にて6週間の間、ともに勉強および研究を行います。午前中にはILPの開講式が行われ、各大学の学生代表が意気込みをスピーチしてくれました。

 塩崎研究室にはインドネシアのサムラトランギ大学からIRANDHA C. M. SIAHAANさん、ベトナムのニャチャン大学からTRAN VAN KHOAさんがメンバーとして加わり、ラボメンバーたちと研究活動を行います。ようこそ!


2017年7月29日

 

 研究室暑気払いをレンブラントホテルのビアガーデンにて行いました。ラボのメンバー以外にも共同研究者の学生さんたちもお招きして、3時間飲んで食べて楽しい時間を過ごしました。暑い夏の日が続きますが、ここでリフレッシュして新たな気持ちで研究に取り組めそうです。


2017年7月21日

 

 旭川市で行われた第36回日本糖質学会年会に本研究室の本田(M2)と塩崎が参加し、口頭発表を行いました。本田は魚類で新発見された核特異的糖鎖分解酵素について、塩崎は養殖業に大きな被害をもたらすE. tardaの病原性とNanAシアリダーゼ活性に強い相関があることを報告し、多くの研究者と討論を交わすことができました。


2017年6月6日

 

 魚病研の松本萌さんの論文「Adjuvant effect of recombinant interleukin-12 in the Nocardiosis formalin-killed vaccine of the amberjack Seriola dumerili.」が Fish&Shellfish Immunology誌に受理されました。本研究室の塩崎が共同研究者になっています。

 

Matsumoto, M., Araki, K., Hayashi, K., Takeuchi, Y., Shiozaki, K., Suetake, H., Yamamoto, A., Adjuvant effect of recombinant interleukin-12 in the Nocardiosis formalin-killed vaccine of the amberjack Seriola dumerili. Fish Shellfish Immunol., 67, 263-269, 2017


2017年6月1日

 

 研究生活にはメリハリが大事、ということで他研究室の先生方や学生さんを巻き込んでフットサル対決を行いました。学生も教員もない2時間のガチ勝負、良いストレス発散になりました。塩崎研はフットサル対決相手を募集中ですので、どこかの研究室さん勝負しませんか?


2017年4月28日

 

 GenBankの遺伝子データベースに、Edwardsiella tardananA遺伝子(Accession No: LC268999  (SU138株)の配列の登録を行いました。この遺伝子は本研究室の都築、技術職員の鎌田さん、本研究室にILP学生として在籍したVo Khanh Linhさんによる研究成果です。


2017年4月19日

 

 本年度も塩崎研では週に一度ゼミを開催しています。本年度一回目のゼミは水圏科学分野の小針先生をお招きし、黒潮における生物資源解析に関する最新の研究内容についてお話しいただきました。

 


2017年3月24日

 

 鹿児島大学卒業式が行われ、本研究室からは2名の学部学生、1名の修士課程の学生が無事に卒業になりました。また翌日には研究室で送別会を行いました。今後はそれぞれ違った道に進むわけですが、一緒に時間を過ごした研究室メンバーの事を覚えていてくれると嬉しいですね。また遊びに来てください!


2017年3月23日

 

 GenBankの遺伝子データベースに、Edwardsiella tardananA遺伝子(Accession No:LC225769  (E22株)、Accession No:LC225770(SU226株)の配列の登録を行いました。この2つの遺伝子は技術職員の鎌田さん、本研究室にILP学生として在籍したVo Khanh Linhさんによる研究成果です。

 


2017年3月2日

 

 与論町漁協にてCOC教育研究成果報告会が行われ、水産学部からは木村、江幡、庄野、加藤、塩崎の5名の教員が出席し、与論島の水産業に関する研究成果について報告しました。与論町の皆さん、活発な討議をありがとうございました。


2017年2月20-21日

 

 本研究室の塩崎、松崎、都築の3名が調査研究のため、鹿児島県最南端の与論島を訪れました。与論町漁協や阿多農園さんでは、共同研究の進捗状況について説明し、今後の展開について話し合いました。また未利用資源の利用法の開発として、多くの試料を研究室に持って帰りました。これらの試料の解析結果によっては、新しいプロジェクトにつながる可能性もあるため、今後が非常に楽しみです。


2017年2月17日

 

 食品生命科学分野の卒業論文発表会が行われ、本研究室からは松崎と宮崎の2名が研究内容について発表しました。しっかりと準備しただけあって、とても良いプレゼンでした。その後の騎射場の打ち上げでは大盛り上がりでした。本当にお疲れさまでした。


2017年2月1日

 

 食品生命科学分野の修士論文発表会が行われ、本研究室からは大石が魚類肝臓における脂肪滴の形成に関する報告を行いました。どの学生さんも2年間の頑張りが伝わってくる質の高い発表でした。

 

(写真:食品生命科学分野の修士2年生)


2017年1月31日

 

 小松研の論文「Overexpression of Carboxylesterase Contributes to the Attenuation of Cyanotoxin Microcystin-LR Toxicity」が英文誌Comp. Biochem. Physiol. C Toxicol. Pharmacolに受理されました。本研究室の塩崎と卒業生のPetrosが共同研究者になっています。

 

Takumi, S., Shimono, T., Ikema, S., Hotta, Y., Chigwechokha, P., Shiozaki, K., Sugiyama, Y., Hashimoto, M., Furukawa T., Komatsu, M., Overexpression of Carboxylesterase Contributes to the Attenuation of Cyanotoxin Microcystin-LR Toxicity. Comp. Biochem. Physiol. C Toxicol. Pharmacol.,  194, 22-27, 2017


2017年1月25日

 

 鹿児島市で行われた「第3回鹿児島の黒膳 機能性食と健康シンポジウム」にて、本研究室の塩崎が口頭発表を行いました。鹿児島県離島部に生息するサメの筋肉に認められるMMP阻害作用について発表し、未利用資源の有効活用法について提案することができました。今後はより強力な作用を示す材料を探索していくことになります。


2017年1月16日

 

 英文雑誌Biochmie誌に本研究室の論文「Suppression of Neu1 sialidase delays the absorption of yolk sac in medaka (Oryzias latipes) accompanied with the accumulation of alpha 2-3 sialo-glycoproteins.」が受理されました。リソソームに存在するNeu1シアリダーゼが魚類の胚発生に関与していることを明らかにした論文であり、水産業や医学への応用が期待されます。

 

Ryuzono, S., Takase, R., Kamada, Y., Ikenaga, T., Chigwechokha, P., Komatsu, M., Shiozaki. K., Suppression of Neu1 sialidase delays the absorption of yolk sac in medaka (Oryzias latipes) accompanied with the accumulation of alpha 2-3 sialo-glycoproteins. Biochimie, 135, 63-71, 2017


2017年1月5日

 

 英文雑誌Journal of Functional Foods誌に本研究室の論文「 Matrix metalloproteinase-7 inhibitory activity of lipid extract from dwarf gulper shark (Centrophorus atromarginatus) through down-regulation of gene transcription. 」が受理されました。未利用資源であるアイザメの脂質には、がんの転移を促進するMMP-7の活性を阻害する効果があり、ガングリオシドが有効物質の一つであることを明らかにしました。機能性食品としての利用が期待されます。

 

 

Shiozaki, K., Yoshikawa, M., Kiguchiya, S., Ikeda, A., Kamada, Y., Chigwechokha, P., Komatsu, M., Matrix metalloproteinase-7 inhibitory activity of lipid extract from dwarf gulper shark (Centrophorus atromarginatus) through down-regulation of gene transcription. J. Funct. Food., 30, 90-96, 2017


2016年


2016年12月20日

 

 研究室忘年会が行われました。平成28年もそろそろ終わりですが、学生さんたちの頑張りにより充実した研究成果を残すこと出来ました。忘年会が終わると4年生とM2は追い込みの時期に入りますが、有終の美を飾ってくれるよう期待しています。


2016年12月15日

 

 南日本新聞にて本研究室の研究成果が紹介されました。柑橘類に含まれるフラボノイドのがん細胞のシアリダーゼを阻害してがんの増殖を抑制効果(Yoshinaga et al., Eur J Pharmacol, 2016)、また魚病バクテリアE. tardaに対する感染抑制効果(Shinyoshi et al., Fish Shellfish Immunol, 2017)についての2本の論文の内容について解説してあります。柑橘類は鹿児島県の特産品の一つであることから、本研究室ではさらに研究を進めていく予定です。


2016年12月14日

 

 英文雑誌Fish and Shellfish Immunology誌に本研究室の論文「Naringenin suppresses Edwardsiella tarda infection in GAKS cells by NanA sialidase inhibition」が受理されました。柑橘類に含まれるフラバノンNaringeninがNanAシアリダーゼの阻害を介してE. tardaの細胞内感染を抑制することを明らかにした論文です。養殖飼料への添加物としての利用方法が期待されます。

 

Shinyoshi, S., Kamada, Y., Matsusaki, K., Chigwechokha, P., Tepparin, S., Araki, K., Komatsu, M., Shiozaki, K., Naringenin suppresses Edwardsiella tarda infection in GAKS cells by NanA sialidase inhibition. Fish Shellfish Immunol., 61, 86-72, 2017 Pubmed


2016年12月2日

 

 横浜市にて開催された第39回日本分子生物学会年会にて本研究室の大石と高瀬がポスター発表を行いました。大石は肝臓への脂肪取り込みにおけるガングリオシド組成変化の意義について、高瀬は魚類オートファジーにおける糖鎖分解機構の詳細について報告し、学会参加者と有意義な討論を行うことができました。


2016年11月15日

 

 第六回食と健康シンポジウム「健康長寿をかなえる 鹿児島の食と生活」にて塩崎が講演を行いました。”柑橘が持つがん・感染症予防機能の検証と鹿児島での展開”というタイトルでしたが、会場の多くの方から質問を頂き、今後の共同研究に繋がる貴重なで討論を行うことができました。ご来場の方々、ありがとうございました。


2016年11月2日

 

 研究室BBQが開催されました。7ヶ月ぶりの開催となりましたが、新メンバーも加わったこともあり、これまでとは違った盛り上がりを見せました。これから寒くなっていきますが、近いうちにまた開催される事?でしょう。


2016年10月3日

 

 平成28年度も後期に入り、塩崎研には3名の3年生が新しく加入しました。早速卒論テーマが与えられ、これまでの座学や学生実験とは違う刺激的な研究生活が始まります。ようこそ、塩崎研へ!


2016年9月27日

 

 国際連携プログラム(ILP)の研究成果発表会が行われました。本研究室からはVo Khanh LinhさんがE. tardaのNanA遺伝子クローニングについて、Supawan Tepparinさんが蛍光緑色タンパクを用いたバクテリアの感染機構解明について発表しました。6週間のサマーセッションもこれで終了し、各国の大学院生達も帰国の途につくことになります。


2016年9月20日

 

 GenBankの遺伝子データベースに、Edwardsiella tardananA遺伝子(Accession No:LC185269 (E381株)、Accession No:LC185270(NUF806株)、Accession No:LC189261 (E01-21株 )の配列の登録を行いました。この3つの遺伝子は本研究室にILP学生として訪問中のVo Khanh Linhさんが中心となって行った研究成果です。


2016年9月16日

 

 塩崎研にて研究を開始したSupawan Tepparinさんの歓迎会を兼ねてランチ会を行いました。これで塩崎研のILP大学院生は2名になりましたが、実験室内で英語が飛び交う良い雰囲気で実験しております。


2016年9月8日-11日

 

 奈良県近畿大学農学部にて行われた平成28年度日本水産学会にて本研究室の塩崎と大学院生の本田が口頭発表を行いました。塩崎はE. tarda感染における糖鎖の重要性、および魚類初期発生における糖鎖の役割について発表し、本田はティラピア核タンパクの脱シアリル化の意義について発表しました。活発な討論、ありがとうございました。

 

(写真は小谷研の松井君(左)と本研究室の本田)


2016年8月25日

 

 塩崎研にて研究を行っているVO KHANH LINHさんの歓迎会を行いました。LINHさんにとって日本の居酒屋や料理は初体験でしたが、既にラボで実験を行っていることもあり、和気あいあいと楽しい3時間を過ごすことができました。 


2016年8月20日

 

 本年度の大学院国際連携プログラムのサマーセッションが開始しました。本年は鹿児島大学、サムラトランギ大学(インドネシア)、カセサート大学(タイ)、フィリピン大学ビサヤス校、マレーシアトレンガヌ大学、ニャチャン大学(ベトナム)の6か国の大学院生が5週間の間、ともに勉強し研究を行います。

 塩崎研究室ではニャチャン大学の大学院生Vo Khanh Linhさん、カセサート大学のSupawan Tepparinさんが滞在し、バクテリア感染関連遺伝子に関する研究を行います。


2016年8月6日

 

 高校生を対象としたオープンキャンパスが開催され、食品生命科学分野は2号館にて説明を行いました。塩崎研はオープンラボを行い、普段見ることができない実際の研究現場を高校生に案内しました。「水産食品」という本来のイメージとは異なった研究内容について紹介することができ、高校生だけでなく我々にとっても貴重な体験になったと思います。


2016年6月30日

 

 水産学部の2016年度学部概要、および高校生のためのGuide bookが完成しました(ダウンロードはこちらから)。学部概要の食品生命科学分野のページでは、本研究室の実験風景の写真を見ることができます。またGuide bookでは、研究紹介”海の恵みを利用して健康になろう”ということで本研究室が紹介されています。2冊の表紙を飾っているサメを掲げる学生は、本県研究室の卒業生の木口屋です。ぜひダウンロードしてご覧ください。


2016年6月20日-7月1日

 

 現在、本研究室M1の本田が大学院国際連携プログラム(ILP)の海外研修で、フィリピン大学ビサヤス校(UPV)に2週間滞在しています。昨年に塩崎研にて2か月間研究を行ったUPVのJullenetteさんとも再会し、彼女の助けを借りてフィリピンで発酵食品の調査研究を行っています。成長して帰ってくるのをラボメン一同楽しみにしています。


2016年6月9日

 

 研究生活の合間の一息ということで、塩崎研究室+小松研究室メンバーでビアガーデンにて暑気払いを行いました。汗を流しながらの冷たいビールに研究室の卒業生も参加して、楽しいひと時を過ごしました。


2016年4月28日

 

 修士2年大石の国際学会ポスター賞受賞、3月に卒業した吉永の論文受理のお祝いとして研究室にてプチ祝賀会を行いました。他にも高瀬の魚水会賞受賞や塩崎の科研費獲得など、最近研究室は良いことが続いています。この勢いで2016年度も行きたいものです。


2016年4月15日

 

 英文雑誌European Journal of Pharmacology誌に本研究室の論文「 NEU3 inhibitory effect of naringin suppresses cancer cell growth by attenuation of EGFR signaling through GM3 ganglioside accumulation.」が受理されました。柑橘類に含まれるフラボノイドのがん細胞増殖抑制効果が、ガングリオシドGM3の増加によるEGFR/ERKシグナリングの低下により引き起こされることを示した論文になります。鹿児島大医学部との共同研究です。

 

Yoshinaga, A., Kajiya, N., Oishi, K., Kamada, Y., Ikeda, A., Chigwechokha, P., Kibe, T., Kishida, M., Kishida, S., Komatsu, M., Shiozaki, K., NEU3 inhibitory effect of naringin suppresses cancer cell growth by attenuation of EGFR signaling through GM3 ganglioside accumulation. Eur. J. Pharmacol., 782, 21-29, 2016  Pubmed


2016年4月1日

 

 平成28年度がスタートしました。今年度の塩崎研は教員1名、修士2年1名、修士1年2名、4年生3名+メダカ多数でスタートします。技術部職員の鎌田さんがサポートしてくれます。


2016年3月25日

 

 鹿児島大学にて卒業式が行われました。塩崎研からは学部4年が4名、修士2年が2名の計6名が無事に卒業・修了しました。このうち2名は進学し、4名は社会に飛び出していきます。共に戦ったラボメンが去るのは寂しいですが、今後のご活躍を祈念しています。

 

 また卒業証書授与式では4年生の高瀬が成績優秀者として魚水会(同窓会)から表彰されました。おめでとうございます。塩崎研からは2年連続の表彰になります。

 

(写真:塩崎研このメンバーにて最後の記念撮影)


2016年3月25日

 

 鹿児島大学・食と健康プロジェクトが取りまとめた食の健康機能性に関する書籍「鹿児島の食環境と健康食材」が南方新社より出版されました(本体2,000円+税)。本研究室の塩崎が編集者の一人であり、また”鹿児島県近海に生息するサメ類の有効利用法の開発”というタイトルで高血圧抑制ペプチドについて説明しています。分かりやすく書かれていますので、興味のある方はぜひ!


2016年3月21-22日

 

 国際学会 Food for Health International Conference 2016(FOHIC2016)が開催され、本研究室より大学院生の大石と塩崎が参加しました。大石は糖鎖分解酵素をターゲットにしたフラボノイドの健康機能性についてポスター発表を行い、国際学会デビューにも関わらず活発なディスカッションを行うことが出来ました。また今回の発表について大石は優秀ポスター発表賞を受賞し、大会終了後のパーティにて表彰されました。おめでとうございます!

 

(写真:Poster Presentation Awardを受賞した大石) 


2016年3月14日

 

 鹿児島大学大学院連合農学研究科の学位授与式が行われ、本研究室のPetrosさんが博士号(水産学)を取得しました。博士過程の3年間、本研究室で多くの成果を挙げてくれました。おめでとうございます!

 


2016年3月9日

 

 研究室に4年間在籍したPetrosさんがマラウィに帰国されるため、研究室で送別会BBQを行いました。BBQには研究室の卒業生や他の研究室の学生も参加し、Petrosさんの留学生友達も加わって大いに盛り上がりました。またこれは現在の塩崎研メンバーで行われる最後の研究室イベントでもありました。卒業式まであと少しです。


2016年2月22日

 

 水産学部食品・資源利用学分野の卒論発表会が行われました。本研究室からは本田、高瀬、若松、新吉の4名が1年半の研究成果について発表を行い、活発な質疑応答を行うことが出来ました。写真は発表直後の塩崎研集合写真ですが、4年生の笑顔がすべてを物語っていると思います。夜は騎射場で盛大に打ち上げでした。

(写真:塩崎研のラボメンバーで発表後の記念撮影)


2016年2月22日

 

 英文雑誌PLoS ONE誌に黒酢の健康機能性に関する論文「The brewed rice vinegar Kurozu increases HSPA1A expression and ameliorates cognitive dysfunction in aged P8 mice」が受理されました。黒酢を投与することにより、マウスにおいて認知症の改善効果が見られた画期的な報告です。共同獣医学部の叶内先生がが中心となって行われた研究であり、塩崎が共同研究者として加わっています。

 

H, Kanouchi., T, Kakimoto., H, Nakano., Y, Nakai., K, Shiozaki., K Akikoka., K, Otomaru., M, Matsumoto., M, Nagano., The brewed rice vinegar Kurozu increases HSPA1A expression and ameliorates cognitive dysfunction in aged P8 mice. PLos One, 4, e0150769, 2016

 

 


2016年2月13日

 

 鹿児島県与論町にて鹿児島大学かごしまCOCセンター地域志向型教育研究成果報告会が開催されました。本研究室からは塩崎が「健康機能性による付加価値を目標とした与論島農水産物の新規利用法の開発」というタイトルで与論町の水産物と柑橘類の健康機能性について報告し、多くの方からご意見ご質問を頂きました。本研究室では来年度も引き続き、与論島を中心とした離島の食材に関する研究を行っていく予定です。

(写真は鹿児島大学与論活性化センター前にて記念撮影)

 

なお、この報告会は14日の奄美新聞の記事になりました。塩崎の研究内容についても紹介されています。

http://amamishimbun.co.jp/index.php?QBlog-20160216-1


2016年2月4日

 

 食品資源利用学分野の修士論文研究発表会が行われ、本研究室からは吉永がフラバノンの健康機能性、龍薗が小型魚類を用いたヒト疾病モデルの開発の内容で2年間の研究成果について報告を行いました。

(写真は今年発表した食品資源利用学分野の9名の大学院生たち。)


2016年1月20日

 

 奄美市で開催されました「機能性食と健康シンポジウム」にて、本研究室の塩崎が口頭発表を行いました。今回の発表ではフラバノンの生理機能について報告し、多くの方と有意義なディスカッションを行うことが出来ました。与論島の柑橘類についての研究について(ちょこっとだけですが)奄美新聞と南海日日新聞に紹介してもらいました。


2016年1月19日

 

 本研究室の論文「Positive regulation of myoblast differentiation by medaka Neu3b sialidase through ganglioside desialylation. 」が英文雑誌Biochmieに受理されました。魚類特異的に存在するNeu3bシアリダーゼが筋肉細胞の分化と形成に関与することを示した論文になります。

 

Shiozaki, K., Harasaki, Y., Fukuda, M., Yoshinaga, A., Ryuzono, S., Chigwechokha, P., Komatsu M., Miyagi, T. Positive regulation of myoblast differentiation by medaka Neu3b sialidase through ganglioside desialylation. Biochimie, 123, 65-72, 2016  


2016年1月14日

 

 本研究室のPetrosさんの博士論文公開審査会が行われました。博士課程3年間の研究について報告し、活発な質疑応答が行われました。ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。(写真は発表後にラボメンバーで記念撮影)