2015年


2015年12月21日

 

 本研究室の塩崎、吉永(M2)、小松研の池間(M2)と堀田(M1)の4名で与論島に研究打ちあわせとサンプリングに行ってきました。漁協においては、現在の研究の進捗状況について報告し、今後の方向性についてディスカッションを行いました。また与論島における柑橘類サンプルの入手においても、島の方々に大変お世話になりました(写真は柑橘類の試食を行っているところ)。大学院生たちは与論島訪問は初めてでしたが、実際に訪問して調査することで多くのことを感じてくれたと期待しています。


2015年12月20日

 

 英文雑誌Comparative Biochemistry and Physiology Part Cに、上西研の舟橋さんの論文「Eel green fluorescent protein is associated with resistance to oxidative stress.」が受理されました。本研究室の塩崎が共同研究者になっています。

 

Funahashi, A., Komatsu, M., Furukawa, T., Yoshizono, Y., Yoshizono, H., Orikawa, Y., Takumi, S., Shiozaki, K., Hayashi, S., Kaminishi, Y., Itakura, T., Eel green fluorescent protein is associated with resistance to oxidative stress. Comp. Biochem. Physiol. C181–182, 35–39, 2016


2015年12月1日

 

 GenBankの遺伝子データベースに、ナイルティラピアのneu1b遺伝子(Accession No:LC101496)の配列の登録を行いました。本研究室の本田とPetrosさんが中心となって行った解析結果です。


2015年11月14日


 リケジョイベント「女子中高生のための鹿大科学体験塾」が水産学部にて行われ、本研究室の塩崎、龍薗、吉永、新吉、若松、小松研の堀田、技術職員の鎌田さんの計7名が女子中高生7名と一緒に実験を行いまいた。アルギン酸はパンや麺類、アイスクリームから特定保健用食品まで広く使われていますが、今回の体験塾では昆布からこのアルギン酸を抽出精製し、人工イクラを作ることでその物性変化と多様な応用性について学んでもらいました。水産物の限りない可能性に、中高生の皆さんも興味をもって実験してくれました。楽しんでもらえたようで何よりです。


2015年11月7日

 

 宮崎大学農学部で開催されました日本水産学会九州支部大会において、本研究室修士2年生の吉永、龍薗、学部4年生の新吉、高瀬の4名がポスター発表を行いました。それぞれ天然物由来の抗ガン活性物質(吉永)、魚類オートファジーにおける糖タンパク質分解の意義(龍薗)、魚病バクテリアの感染予防物質の解析(新吉)、魚類肝臓におけるNeu1の機能(高瀬)について報告し、有意義なディスカッションを行うことができました。

 また、龍薗のポスター発表が学生優秀発表賞に選ばれ、発表後の表彰式にて賞状と記念品を授与されました。おめでとうございます!


2015年10月23日


 騎射場にて塩崎研に新しく配属された3年生3名の歓迎会を行いました。研究室でとはちょっと違った教員や先輩たちの雰囲気に3年生がびっくりしたかもしれませんね。改めましてようこそ研究室へ!!


2015年9月30日

 

 6週間のILPプログラムも終了し、閉講式が執り行われました。本研究室で研究を行っていたJullenetteさんとWerasanさんも無事にサマーセッションを終了し、認証書をゲットしました。この後、ついに帰国の途につきました。うちのラボメンとも涙、涙のお別れです…。また会おう!


2015年9月28日

 

 大学院国際連携プログラム(ILP)も終了に近づき、JullenetteさんとWerasanさんが帰国する日が近づいてきました。翌日の成果発表会に向けて景気づけにこの日はラボメンバーでランチバイキングに出かけました。 6週間前のぎこちなかった雰囲気もどこへやら、もう2人はすっかり塩崎研の一員になっています。


2015年9月24日

 

 本年度の3年生研究室配属が発表になりました。塩崎研には3名の3年生が新しく加わり、学生11名+教員1名の12名になりました。新メンバー加入で、一段と楽しい研究室になりそうです。まずは歓迎会!


2015年9月23-24日

 

 東北大学川内キャンパス(仙台市)で行われた平成27年度水産学会秋季大会に塩崎、龍薗、大石、本田の4名が参加しました。塩崎はE.tarda感染における宿主細胞の糖タンパクの重要性について、龍薗は魚類の胚発生における糖鎖分解の重要性、大石は魚類ガングリオシドシアリダーゼの膜トポロジーについて口頭発表を行いました。みなさんお疲れさま。


2015年9月14日

 

 本研究室の論文「Lysosomal localization of Japanese medaka (Oryzias latipes) Neu1 sialidase and its highly conserved enzymatic profiles with human」が英文雑誌Gene誌に受理されました。この論文では世界で初めて魚類リソソームの脱シアリル化酵素の性状を明らかにし、ヒトNEU1のモデル動物として小型魚類が有効であることを明らかにすることができました。

 

Ryuzono, S., Takase, R., Oishi, K., Ikeda, A., Chigwechokha, P., Funahashi, A., Komatsu, M., Miyagi, T., Shiozaki, K., Lysosomal localization of Japanese medaka (Oryzias latipes) Neu1 sialidase and its highly conserved enzymatic profiles with human. Gene, 575, 513-523, 2016


2015年9月2日

 

 大学院国際連携プログラム(ILP)により本研究室で実験を行っているJullenette Artetaさんの歓迎会を行いました(Werasan Kewcharoenさんは都合により欠席)。塩崎研としては珍しくアルコール抜きの夜の食事会でしたが、会話の弾んだ2時間でした。


2015年8月31日-9月1日

 

 本研究室の塩崎が担当する夏季集中講義(サマーセッション)の高度分析・機器演習(BCH)が始まりました。今年から始まった国際連携プログラムの指定科目も兼ねているため、講義は英語で行われ、出席学生の半分以上が外国の学生と少しだけグローバルな雰囲気でした。初日は培養細胞の蛍光免疫染色、2日目はウエスタンブロットについて座学と実習を行いました。


2015年8月30日

 

 日本統合医療学会鹿児島支部大会にて本研究室の塩崎が「水棲動物を利用した健康機能性研究」というテーマで特別講演を行いました。水産物の1次機能、2次機能からEPAなどの周知の健康機能性物質、さらに我々の最新の研究成果まで盛りだくさんの内容でした。とくに小型魚類を用いたヒト疾病モデルに関しては皆さんのご関心を頂き、情報交換会でも多くの方からご質問を頂きました。ありがとうございました。


2015年8月21日

 

 大学院国際連携プログラム(ILP)の開始に伴い、2名の外国人大学院生が本研究室にて研究を行うことになりました。フィリピン大学ビサヤス校(フィリピン)からJullenette Artetaさん、カセサート大学(タイ)からはWerasan Kewcharoenさんが6週間、塩崎研究室のラボメンに混ざって分子生物学の応用技術について学びます。彼らにとっても日本人学生にとっても実りある6週間で有りますように。


2015年8月14日

 

 本研究室の論文「Recombinant sialidase NanA (rNanA) cleaves alpha 2-3-linked sialic acid of host cell surface N-linked glycoprotein to promote Edwardsiella tarda infection」が英文雑誌Fish and Shellfish Immunology誌に受理されました。博士課程のPetrosが中心となった研究で、養殖魚に大きな被害をもたらすバクテリアE.tardaが、宿主細胞の糖鎖を利用して感染するメカニズムを初めて明らかにすることができました。

 

Chigwechokha, P., Tabata, M., Shinyoshi, S., Oishi, K., Araki, K., Komatsu, M., Itakura, T., Shiozaki, K., Recombinant sialidase NanA (rNanA) cleaves alpha 2-3-linked sialic acid of host cell surface N-linked glycoprotein to promote Edwardsiella tarda infection. Fish Shellfish Immunol., 47, 34-45, 2015 Pubmed


2015年7月31日-8月2日

 

 東京大学にて開催された第34回日本糖質学会年会にて本研究室の塩崎、Petros、龍薗の3名が発表を行いました。塩崎は魚類における脱シアリル化機構の違いについて、PetrosはE.tarda感染における糖鎖構造の変化、龍薗はメダカのモデル動物としての可能性についてそれぞれ報告しました。Petrosと龍薗のポスター発表には多くの研究者に来ていただき、有意義な討論を行うことができました。


2015年6月10日

 

 英文雑誌Food and Chemical Toxicologyに小松研究室の論文「Okadaic acid is taken-up into the cells mediated by human hepatocytes transporter OATP1B3」が受理されました。本研究室の塩崎とPetrosさんが共同研究者になっています。

 

Ikema, S., Takumi, S., Maeda, Y., Kurimoto, T., Bohda, S., Chigwechokha, P., Sugiyama, Y., Shiozaki, K., Furukawa, T., Komatsu M., Okadaic acid is taken-up into the cells mediated by human hepatocytes transporter OATP1B3. Food Chem Toxicol., 83, 229-236, 2015 Pubmed


2015年5月21日

 

 梅雨に本格的に入る前の研究室バーベキュー(BBQ)を行いました。研究室としては久しぶりのBBQで、火を起こすのに苦労するなどのトラブルはありましたが、肉も野菜もがっちり焼いて栄養補給しました。また他の研究室の留学生も飛び入り参加して、楽しい一時を過ごすことが出来ました。次回は8月に某公園に遠征して行う予定です。


2015年5月18日

 

 GenBankの遺伝子データベースに、ナイルティラピアのneu4遺伝子(Accession No:LC055682)配列の登録を行いました。本研究室の本田とPetrosさんが中心となって行った解析結果です。


2015年4月22日


 GenBankの遺伝子データベースに、ナイルティラピアのneu1a遺伝子(Accession No: LC051024 )、およびctsa遺伝子(Accession No: LC051025 )の配列の登録を行いました。本研究室の本田とPetrosさんが中心となって行った解析結果です。


2015年4月1日


 今日から平成27年度の始まりです。分野名も水産食品科学分野と名前が変わり、また教員の塩崎が准教授に昇任しました。新しい気持ちで頑張りましょう。ちなみに今年度の塩崎研はD3が1名、M2が2名、M1が1名、4年が4名、メダカ多数でスタートです。


2015年3月25日

 

 鹿児島大学の卒業式が行われました。本研究室からは4年生が3名、M2が1名卒業し、それぞれの道に旅立っていきます。修了証書授与式では、4年生の大石が魚水会(同窓会)から成績優秀者として表彰されました。おめでとうございます。

 

 

(写真は小松研、杉山研の学生さんと一緒の記念撮影)


2015年3月24日

 

 英文雑誌PLoS One誌に英語論文「Potentiation of Epidermal Growth Factor-Mediated Oncogenic Transformation by Sialidase NEU3 Leading to Src Activation」が受理されました。東北薬科大との共同研究になります。

 

Yamamoto, K., Takahashi, K., Shiozaki, K., Yamaguchi, K., Moriya, S., Hosono, M., Shima, H., Miyagi, T., Potentiation of epidermal growth factor -mediated oncogenic transformation by sialidase NEU3 leading to Src activation.  PLoS One 10, e0120578, 2015 


2015年2月20日

 

 食品・資源利用学分野の卒論発表会が行われ、本研究室から吉川・大石・田畑の3名が発表しました。夜は騎射場にて打ち上げを行いました。3人とも本当にお疲れ様でした。あとは卒論を書きまくるのみですね。


2015年2月3日


 本水産学研究科の修士論文研究発表会(食品・資源利用学分野)が行われました。本研究室からは修士2年の原崎が魚類シアリダーゼの生理機能について発表を行いました。学部からの3年間の努力を形にすることが出来た良い発表でした。


2015年2月1日

 

 英文雑誌Cancer Scienceに英語論文「 Increased sialidase activity in serum of cancer patients: identification of sialidase and inhibitor activities in human serum」が受理されました。宮城県立がんセンター、東北薬科大との共同研究になります。

 

Hata, K., Tochigi, T., Sato, I., Kawamura, S., Shiozaki, K., Wada, T., Takahashi, K., Moriya, S., Yamaguchi, K., Hosono, M., Miyagi, T.,

Increased sialidase activity in serum of cancer patients: identification of sialidase and inhibitor activities in human serum. Cancer Sci, 106, 373-389, 2015


 

 


2015年1月29日


 鹿児島大学で行われた「機能性食と健康シンポジウム」にて本研究室の塩崎が発表を行い、鹿児島県近海の機能性食品について本研究室の最近の成果を報告しました。


2015年1月13日

 

 英文雑誌FASEB Jに本研究室の英語論文「Phosphatidic acid-mediated activation and translocation to the cell surface of sialidase NEU3, promoting signaling for cell migration」が受理されました。この論文では、形質膜シアリダーゼNEU3の活性化にはリン脂質の一つであるフォスファチジン酸が重要であることを示しています。

 

Shiozaki, K., Takahashi, K., Hosono, M., Yamaguchi, K., Hata, K., Shiozaki, M., Bassi, R., Prinetti, A., Sonnino, S., Nitta, K., Miyagi, T.,

Phosphatidic acid-mediated activation and translocation to the cell surface of sialidase NEU3, promoting signaling for cell migration. FASEB J., 29, 2099-2111, 2015 


2014年


2014年12月15日

 

 塩崎研究室の忘年会を騎射場にて行いました。今回の忘年会は、本研究室を永らく支えてくださった技術職員の池田さんが異動されるため、その送別会を兼ねて行いました。


2014年12月5日


 GenBankの遺伝子データベースに、Edwardsiella tarda(FPC 498系統)のnanA遺伝子配列の登録を行いました(Accession No: LC011908)。本研究室の田畑、Petros、新吉が中心となって行った解析結果です。


2014年11月29日

 

 英文雑誌Advances in Experimental Medicine and Biologyに英語論文「Plasma membrane-associated sialidase confers cancer initiation, promotion and progression.」が受理されました。この論文は東北薬科大学、宮城県立がんセンター研究所との共同研究であり、シアリダーゼNEU3が細胞の癌化に与える影響について報告しています。


Miyagi, T., Takahashi, K., Shiozaki, K., Yamaguchi, K., Hosono, M., Plasma membrane-associated sialidase confers cancer initiation, promotion and progression. Adv. Exp. Med. Biol, 842, 139-45, 2015



2014年11月8日

 

 鹿児島で行われた第19回日本フードファクター学会にて、本研究室の吉永がポスター発表を行いました。植物由来の抽出物ががん細胞の細胞増殖を抑制する研究内容について、ポスター会場では多くの方とディスカッションを行うことができ、今後克服すべき問題点も明らかとなりました。またシンポジウムでは、本研究室の塩崎が「鹿児島県の未利用水産資源を利用した機能性研究」という題名で講演を行いました。ご参加くださいました方々、ありがとうございました。


2014年10月8日

 

 騎射場にて塩崎研3年生の歓迎会を行いました。実験室とは違い、先輩たちのくだけた姿(真の姿)を3年生が見ることが出来てよかったのではと思います。これを機会に、研究室で先輩後輩の枠を超えたざっくばらんなディスカッションが出来ることを期待しています。


2014年10月7日

 

 英文雑誌Toxicologyに小松研究室の論文「Microcystin-LR Induces Anoikis Resistance to the Hepatocyte Uptake Transporter OATP1B3-expressing Cell Lines」が受理されました。本研究室の塩崎が共同研究者になっています。

 

 Takano, H., Takumi, S., Ikema, S., Mizoue, N., Hotta, Y., Shiozaki, K., Sugiyama, Y., Furukawa, T., Komatsu, M., Microcystin-LR Induces Anoikis Resistance to the Hepatocyte Uptake Transporter OATP1B3-expressing Cell Lines. Toxicology, 326, 53-61, 2014

 


2014年9月20日

 

 九州大学で9月19日から22日まで行われた2014年度水産学会秋季大会にて、本研究室の原崎とPetrosさんが口頭発表を行いました。原崎は筋芽細胞における脱シアリル化の働きについて、Petrosさんはティラピアにおけるガングリオシドの分解系について報告し、活発な討論を行うことが出来ました。この発表の経験を元に、さらに研究の質が上がることを期待しています。


2014年9月16日

 

 英文雑誌Gene誌に本研究室の論文「Nile Tilapia Neu3 sialidases: molecular cloning, functional characterization and expression in Oreochromis niloticus.」が受理されました。

 

Chigwechokha, P., Komatsu, M., Itakura, T., Shiozaki, K., Nile Tilapia Neu3 sialidases: molecular cloning, functional characterization and expression in Oreochromis niloticus. Gene, 552, 155-64, 2014 Pubmed

 

 本論文では、ティラピアゲノム解析から5種類のneu3シアリダーゼが存在することを見出し、そのうちの1つであるNeu3aが形質膜に局在することを明らかにしました。このシアリダーゼはガングリオシドに特異的に作用する哺乳類NEU3と非常に類似した性状を示していましたが、同じ魚類のゼブラフィッシュNeu3とは大きく性状が異なっていました。糖鎖は魚病や発生に関与すること、またティラピアは世界中で養殖されている重要な魚であることから、本研究を用いた応用技術が期待されます。


2014年9月16日

 

 食品・資源利用学分野3年生の研究室分属結果が発表されました。塩崎研には4名の3年生が配属となり、これで塩崎研は11名の大所帯となりました。

研究の厳しさや楽しさを十分に味わえるよう、頑張ってほしいと思います。とりあえず、ようこそ塩崎研へ!


2014年8月27日

 

 研究室メンバーの大学院入学試験&就職活動の打ち上げ会をビアガーデン(@城山観光ホテル)にて行いました。研究室としては久しぶりのビアガーデンですが、天気にも恵まれて楽しい夏の夜を過ごすことが出来ました。


2014年8月11日

 

 名古屋大学で行われた第33回日本糖質学会年会(8月10日~12日)にて、本研究室M1の龍薗が「メダカにおける脱シアリル化機構」に関してポスター発表を行いました。学会初参加にもかかわらず、発表時間2時間では足りないくらいの積極的なディスカッションを学会参加者と行うことが出来ました。この討論により、本研究テーマの重要視されている部分、およびデータが足りない部分を改めて認識し、今後の研究遂行への大きなヒントを得ることが出来ました。ご討論に参加してくださった方々にお礼を申し上げます。


2014年8月5日

 

 カセサート大学(タイ)、フィリピン大学ヴィサヤス校(UPV)、トレンガノ大学(マレーシア)、サムラトランギ大学(インドネシア)との大学院国際連携プログラムに関する会議が鹿児島大学水産学部にて行われました。その際の学部ツアーでは、本研究室の実験室がが各大学のスタッフに対して公開され、その研究内容や実験設備に関して紹介を行いました。DNAやタンパク質解析はどの大学でも興味を持っているようで、本研究室の学生に実験手技などに関する質問がされておりました。


2014年8月2日

 

 本年度の鹿児島大学のオープンキャンパスが開催されました。あいにくの大雨で天気には恵まれませんでしたが、多くの高校生や保護者の方々が本学部のオープンキャンパスに来校されました。塩崎研究室では昨年同様に研究室公開を行い、実際の研究環境や分析機器などを実際に見てもらったり、培養細胞の検鏡などを体験してもらいました。本研究が対象としている遺伝子やタンパク質、小型魚類の研究は一般的な水産学部のイメージとは大きく異なっているため、本研究室に来てくださった皆様には新しい発見をしてもらえたのではと思います。この中から未来の水産学部生が誕生することを願っております。


2014年7月29日

 

 研究室の暑気払いも兼ねて、慈眼寺公園のそうめん流しに行ってきました。いつもは研究室に籠って実験ばかりの毎日ですが、久しぶりに自然の中でゆっくりすることで日頃の疲れもリセットできたようです。これで暑い夏も(たぶん)乗り越えられますね。


2014年7月25日

 

 研究室にて中間報告会(4年生、修士1・2年)を行いました。数多くのデータをまとめてプレゼンテーションすることで、隠れていた問題点や新しい考察が数多く見出すことが出来ました。次回の中間報告会は9月末を予定しています。


2014年6月3日

 

 GenBankの遺伝子データベースに、メダカカテプシンAの遺伝子配列の登録を行いました(Accession No: AB968232)。本研究室の龍薗と技術職員の池田さんが中心となって行った解析結果です。


2014年5月17日

 

 グローバル人材育成教育学会第一回九州支部会(@鹿児島大学郡元キャンパス)にて、本研究室の吉川が「米国の大学医学部研究所での研修と日米未来フォーラムへの参加」のタイトルで口頭発表を行いました。昨年度に参加した鹿児島大学国際プロフェッショナル養成プログラムでの海外インターンシップ体験について発表し、活発な意見交換を行うことが出来ました。


2014年5月15日

 

 GenBankの遺伝子データベースに、ティラピアシアリダーゼの遺伝子配列の登録を行いました(Neu3a:AB933557、Neu3b:AB933558、Neu3c:AB933559、Neu3d:AB933560、Neu3e:AB933561)。 本研究室のPetrosさんが中心になって行った解析結果です。


2014年4月8日

 

 英文雑誌Fish Physiology and Biochemistryに論文「Molecular cloning and biochemical characterization of medaka (Oryzias latipes) lysosomal neu4 sialidase」が受理されました。

 

Shiozaki, K., Ryuzono, S., Matsushita, N., Ikeda, A., Takeshita, K., Chigwechokha, P., Komatsu, M., Miyagi, T.,Molecular cloning and biochemical characterization of medaka (Oryzias latipes) lysosomal neu4 sialidase. Fish Physiol Biochem, 401461-1472, 2014

 

http://link.springer.com/article/10.1007/s10695-014-9940-9?sa_campaign=email/event/articleAuthor/onlineFirst

 

 

 本論文では、糖鎖分解酵素であるメダカneu4がリソソーム局在性のシアリダーゼであること、および中性pH付近にみられる酵素活性は形質膜での機能に関連することを報告しています。


2014年4月1日

 

 新年度が今日から開始です。4月は大学院博士課程の学生1名、修士課程の学生が3名、4年生が3名+助教+メダカの計8名でスタートします。頑張っていきましょう!


2014年3月25日

 

 鹿児島大学の卒業式が行われました。本研究室からは4名の4年生が卒業し、それぞれの道に進んでいきます。今後のご活躍、期待しています。たまには研究室にも遊びに来てください。


2014年2月20日

 

 2月20、21日に食品・資源利用学分野の卒業論文発表会が開催されました。塩崎研からは4名の4年生が各自の研究内容についてプレゼンテーションを行い、立派に発表を終えることが出来ました。

 

(写真は塩崎研、山田研の学生さんたちと一緒に)


2014年1月21日

 

 GenBankの遺伝子データベースに、メダカシアリダーゼneu1の遺伝子配列の登録を行いました(Accession No:AB905208.1)。 本研究室の龍薗と技術職員の池田さんが中心になって行った解析結果です。

 

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/nuccore/AB905208.1